人気漫画ワンピースキャラクター像の影響? 熊本県内外国人観光客増 空港には巨大イラスト (24/12/02

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  • Опубликовано: 10 дек 2024
  • 熊本空港に人気漫画『ワンピース』の作者、尾田 栄一郎さんが書き下ろした巨大イラストが2日、お披露されました。
    これは、熊本地震からの復興に向けたプロジェクトの一環で、熊本県庁などにすでに設置されている『ワンピース』のキャラクター像は外国人観光客の増加にも貢献しているようです。
    【子どもたち】
    「3、2、1、0! すげぇ!」
    子どもたちが放った風船の奥で風に揺れるのは『麦わらの一味』の旗です。
    熊本県庁プロムナードに人気漫画『ワンピース』のルフィ像が設置されてから6周年を迎えたことから30日、記念イベントが行われました。
    県内に10体ある『麦わらの一味』の銅像ですが、きっかけは、8年前に起きた熊本地震。
    本震の翌日に、熊本出身で『ワンピース』の作者・尾田 栄一郎さんと主人公のルフィが送ったエールでした。
    「必ず、行くぞ」。
    その言葉通り、県庁にやって来た船長のルフィを皮切りに、『麦わらの一味』全員が『ワンピース 熊本復興プロジェクト』として熊本地震の被災地に駆けつけました。
    ルフィ像の前では、入れ替わり立ち代わり多くの人が写真を撮り、その中には外国人観光客の姿もあります。
    【留学生】
    (どこから来ましたか?)
    「フランス」「スペイン」
    【台湾からの人】
    「台湾から来ました。全部のキャラクターを集めていて、ルフィで最後です」
    この日は、ルフィ像を見ようと台湾、タイ、マレーシアなどアジアやフランス、スペインなどヨーロッパから多くの人が訪れていました。
    ナビゲーションアプリの運営や開発を行うナビタイムジャパンによりますと、外国人観光客の滞在増加率を2019年度と2023年度で比較したところ、全国で最も伸び率が高かったのが、熊本県だということです。
    また、熊本県内での市町村別の増加率を見ると、上位を全て『麦わらの一味』の像が設置されている市町村が占めています。
    県内で最も大きく7倍を超える伸びの宇土市では、操舵手・ジンベエ像の前に、外国人観光客の姿がありました。
    【スペインからの観光客】
    「ジンベエ像で最後。全部の像と写真を撮りました」
    【香港からの観光客】
    「香港から来ました。熊本にはワンピースの像がたくさんあるから」
    また、人気の観光地・阿蘇のJR阿蘇駅前に置かれた狙撃手・ウソップ像の前にも。
    【ポルトガルからの観光客】
    「ポルトガルから来ました。大学生のときからワンピースを知ってます」
    【台湾からの観光客】
    「息子がワンピース好きです」
    全ての外国人観光客がワンピースを知っているわけではありませんでしたが、その人気は高く、ナビタイムジャパンでは、『麦わらの一味』の像が外国人観光客が熊本を訪問するきっかけになっていて、地域の周遊にもつながっていると分析しています。
    【岡崎 宣彰 記者】
    「熊本空港出てすぐ、こちらのそらよかパークで旅行客を出迎えてくれるのがワンピースの『大海賊百景』です」
    熊本空港のそらよかパークには『ワンピース 熊本復興プロジェクト』の一環で、巨大イラストが2日、お披露目されました。
    漫画ワンピースの連載1000話を記念して尾田さんが書き下ろした『大海賊百景』。
    高さ5メートル、幅18メートルの巨大イラストには、全世界を対象に行われたファン投票の上位のキャラクターを中心に描かれていて、熊本を訪れた観光客を出迎えます。
    【木村 知事】
    「空港の巨大な『大海賊百景』で、世界中の人が熊本に来てよかったとワンピースの聖地に来たと喜んでくれることを願っている」
    熊本地震からの創造的復興に向け新しく生まれ変わった熊本空港は、地震前に3路線週8便だった国際線が、来年2月には5路線週43便と大幅に増加。
    空港を利用する外国人旅行客も今年度は過去最多の35万人を見込んでいます。
    【週刊少年ジャンプ 中野 博之 ワンピースメディア担当編集長】
    「熊本空港は熊本の玄関口なので、日本中、世界中から銅像を周りに来たときにまず見て喜んでもらえる場所になった」
    熊本に駆けつけてくれた『麦わらの一味』。
    ルフィたちとの復興に向けての航海はまだまだ続きます。

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